今日、履いていた靴を褒められました。
私が15年程履き続けている、愛用の靴です。
その靴は、AURORA SHOES オーロラシューズといいます。
ニューヨーク郊外のオーロラ村で作られるこの靴は、様々な行程のほとんどが職人達の手作業で行われます。
工房で働く職人も10人ほどで、作られる数も限られています。
私はこの靴を、底を張り替え、お手入れをしながら、ずっと履き続けています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、何年か前に『クウネル』という雑誌でスタイリストの岡尾美代子さんが、この靴を紹介していらっしゃいました。
その後、品薄のお店が続出したようです。
10年以上履き続けている理由は、やはりこの愛らしいフォルムがとても好きだということ。
どんな服装にも合うということ。
夏は裸足で、冬はタイツや靴下で、一年中履けるということ。
オイルレザーなので、雨の日も気兼ねなく履けるということ。
そして、なにより履き心地がよいということです。
もちろん脱ぎ履きもラクチン。
オーロラシューズは、ワックスとオイル分を染み込ませた革を1足ずつ湯につけて、手作業で成形しています。
この行程によって、耐水性としなやかさを引き出し、履く人の足の形に沿う柔軟性を実現しているのです。
オーロラシューズ独特の足を包み込むような履き心地は、このような靴に対するこだわりによって作り上げられています。
私が一番好きなかたち。
WEST INDIANの黒。
この雰囲気が好き。
これは16世紀の僧侶の靴をモチーフに作られたそう。
それを聞いただけで、なんだかうっとりします。
こういうディテールも好き。
今日、この靴を褒めてくださった方はご年配の方でした。
靴の脱ぎ履きが少し不便になった方にも、きっとぴったりだと思います。
工房の職人さんたち(かなり高齢)も、かっこ良く履きこんでいらっしゃいます。
私も、おばあちゃんになってもずっとこの靴を履き続けたいです。
さてさて、愛用品の為、説明にもかなり熱が入ってしまいました(笑)
ここで、オーロラシューズの職人達の様子を動画でご紹介します。
働いている職人のおじいさんとか、それを見ている工房の猫とか、とにかく可愛らしいです。
これを見たらきっとこの靴が欲しくなることでしょう。
施設長 片山
熊本市下通2−7−37
TEL 096-323-1753
熊本でオーロラシューズを取り扱っているお店です。
通販もできます。
男性サイズもありますよ。